多機能型地域生活支援棟増改築工事

 多機能型地域生活支援棟増改築工事 進捗状況報告 Ⅱ

11月8日からいよいよ本格的に工事開始。

仮囲い設置後、保母新宿舎の解体撤去工事が終了しました。

44年の長期間、ありがとうございました。

ここには、1階に生活介護活動場所、2階に居宅介護事業と相談支援事業の事務所、並びに居宅のプライベートルームも設置されることになります。




支援棟本体一部の改築工事も始まりました。

織物班の活動場所が撤去され、ここは特殊浴槽を備えた浴室に増改築されます。



居住棟が建てられる場所は基礎工事が始まり、杭を打ち込む作業が進んでいます。


本格的に改築工事が始まると、通所生活介護利用者さんには仮設での活動となり不便な環境で過ごしていただくことになります。また、居宅介護事業のご利用者さんやその他関係機関の皆様にもご不便をおかけいたしますが、約4か月ご協力の程よろしくお願いいたします。





地域生活支援棟増改築工事が始まります

 平成22年に基盤整備事業補助金を受けて在宅障害者支援を目的に地域生活支援棟を建てました。居宅介護事業所と通所生活介護事業所として稼働し、10年が経ちました。この間、入所利用者の加齢に伴う機能低下、居宅介護事業での行動障がいを持つ方の支援、通所生活介護の充実、相談支援事業所の開始などを受け、この度、多機能型地域生活支援棟として増改築することとなりました。

現在の地域生活支援棟は殆どそのままの姿を維持し、活動棟として稼働します。

現在の地域生活支援棟

昭和52年に中央競馬馬主財団様より助成金を受けて建設された当時の保母新宿舎は、その後行動援護など、個室対応が必要な利用者さんの活動場所として現在まで活躍してくれました。しかし築44年が経ち、老朽化の著しく激しい行動の利用者さんには耐えられないものとなったため、この度解体撤去して新たに2階建ての建物に建て替えて、居宅介護事業所・相談支援事業所・通所生活介護事業所を備えた支援棟として増改築することになります。

当時は保母新宿舎

かつては保母新々宿舎が経っていた場所は、現在更地となっていますが、ここに新たに車いす等の利用が必要になられた入所利用者が生活できる機能を持った居住棟として増築し、利用者さんも職員も安全な暮らしができるようにします。

かつて保母新々宿舎が経っていた場所
多機能型地域生活支援棟は、その名の通り在宅障害児者が必要な支援を受ける事が出来る機能を持った建物で入所利用者さんも使える機能として、特殊浴槽や短期入所利用者の居室も備えます。
コロナの影響を受けて資材がなかなか入ってこない現状で、供用開始の4月に間に合うかちょっと心配ですが、進捗状況を随時載せていきますので、楽しみにしていてください。